伝説のレーシングカーがEVに、予約受付開始

「新しいトミーカイラ」のデザイン

電気自動車(EV)の開発販売を行うグリーンロードモータース(GLM/京都市)は4月2日、EVスポーツカー「トミーカイラZZ」の新デザインを発表し、先行予約を開始した。4月26日には、開業するうめきた・グランフロント大阪の「ナレッジキャピタル」内にショールームを開設し、本予約受け付けを開始する。

「トミーカイラZZ」は、12年前にガソリン車として販売され、公道でも走れるレーシングカーとして人気を集め、ファンの間では復活を期待されていた車だった。最新の技術で刷新されたEV車では、大手自動車メーカー出身のチーフエンジニアのもと、当時のトミーカイラのエンジニアが集結し、車体やデザインも生まれ変わった。

GLMは、京都大学発ベンチャーとして2010年4月に設立。持続可能な「カーボンゼロ社会」「循環型社会」の実現を目指している。京都府の部品メーカーとの共同開発を通じて、「トミーカイラ」をEVとして復活させた。

販売価格は、1台800万円(税別)。最大出力は、225キロワット(305馬力)で、時速100キロメートルに達するまでわずか3.9秒だという。航続可能距離は120kmだ。(オルタナ編集部=吉田広子)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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