冬でも熱い! 北米で寒冷地仕様の自転車が人気

北米の寒冷地で、自転車を取り巻く事情に異変が起きている。これまでオフシーズンだった真冬に、スポーツや通勤用に自転車に乗る人が増えているというのだ。本誌連載「東京ポタリング」を執筆する自転車ジャーナリストの山本修二氏が、冬の北米自転車市場をレポートする。

ファットバイクに乗り、凍った川の上でツーリングを楽しむ人たち。今年2月ミネアポリス郊外にて

2012年8月にドイツで開催された世界最大の自転車トレードショー「ユーロ―バイク」で、寒冷地専用のスポーツサイクルシューズがアワードを取った。それは、気温がマイナス10度以下でも快適に走れるように徹底した防寒対策を施したもの。アメリカ・ミネソタ州に本拠地を置く、冬のサイクリング用品だけを販売する「45NRTH」というブランドが開発した。

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山本 修二(自転車ジャーナリスト)

1963年東京生まれ。ライター。雑誌を中心に、競うことなく笑顔で楽しめる自転車ライフを提案している。最新著書『スポーツ自転車でいまこそ走ろう!』(技術評論社)。

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