CSR/CSV: フェデックスが新潟で集落再生プロジェクト

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6月に行われた田植えの様子

フェデラルエクスプレス(フェデックス)とNPO法人ジェンは、新潟県十日町市池谷・入山集落で集落再生プロジェクト「田んぼへ行こう!!」を展開している。今年6月には、地元農家の指導の下、フェデックス社員を含む21人のボランティアが田植えを実施した。

「田んぼへ行こう!!」プロジェクトは、2004年の新潟県中越地震で被災した池谷・入山集落の復興支援プロジェクトとして2008年に開始。2011年には復興支援から集落再生プロジェクトに移行した。

池谷・入山集落は、十日町市の山間部に位置し、1950年代は250人以上が暮らすにぎやかな集落だった。ところが、高度経済成長に合わせ、村から都会に出て行く人が増えるとともに、食生活の変化で稲作農家の経営不振が続いた。

新潟県中越地震では、甚大な被害を受け、当時、8軒あった戸数が6軒に減り、田んぼの耕作をやめる人も出たという。そこで、ジェンが復興支援に入った。

「田んぼへ行こう!!」プロジェクトでは、田植えは手植えし、農薬・化学肥料を一切使わない。刈り取った稲を逆さにして天日乾燥させる「はざかけ」にもこだわる。9月には稲刈り、10月には脱穀を予定している。

収穫されたコシヒカリは独自ブランド「山清水米」として、池谷・入山の住民を中心とするNPO法人十日町市地域おこし実行委員会が直販する。フェデックスとジェンは、その販売サポートも行っている。

フェデックス北太平洋地区担当の氏家正道副社長は、「長期にわたり、池谷・入山集落の再生に貢献できたことは社員の喜びにつながっていると思う。今後も地域社会のニーズに対応したCSR活動を展開していきたい」とコメントした。(オルタナ編集部=吉田広子)

2013年7月9日(火)19:08

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