避難所体験は普段着の「キャンプ」-名古屋中心部で若者向け防災イベント

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名古屋テレビ塔の下でテントや仮設トイレの設営に励む参加者たち

名古屋市中心部・栄(さかえ)の名古屋テレビ塔下で「SAKAE CAMP(サカエキャンプ)」と題した防災イベントが12日から13日まで開かれ、若い男女20人が大震災時の避難所運営やテントでの泊まり込みを体験した。(オルタナ編集委員=関口威人)

名古屋を拠点に展開する非常食の宅配サービス「yamory(ヤモリー)」代表の岡本ナオトさん(36)が、まちづくりのNPO「大ナゴヤ大学」のイベントとして初開催。名古屋市などの協力を得て、普段は飲食やステージイベントに活用される鉄塔下のスペースが「避難所」として開放された。

東日本大震災では、低地の避難所に大勢が逃げ込んで津波の犠牲になった。こうした悲劇を繰り返してはいけないと痛感した岡本さんは、大地震で名古屋の街がどうなるかを多くの人にイメージしてもらおうと企画を提案。若い人に「防災」や「訓練」では敷居が高いため、「栄でキャンプをしよう」とネーミングやデザインに工夫を凝らして呼び掛けた。

20-40代限定の募集に応じたのは20代中心の学生や社会人。男女の割合はほぼ半々になった。仕事や買い物中の被災を想定して特別なものは持たず普段着で集まってもらい、女性はハイヒール姿も。

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2013年10月16日(水)10:36

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