ユニクロ、有害物質全廃の業界トップに

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[プレスリリース]

ユニクロが有害化学物質全廃の業界トップグループに      グリーンピース、「デトックス・キャットウォーク」発表 ~グローバル衣料品ブランドの有害化学物質全廃への取り組みをランキングに~

国際環境NGOグリーンピースは本日10月31日、「デトックス・キャットウォーク」と題した大手衣料品ブランドを展開する企業24社の有害化学物質全廃への取り組みを比較した世界ランキングを発表しました(注1)。

このランキングは、衣料品ブランドを上から「トレンドセッター/流行発信ブランド」「グリーンウォッシャー/見せかけエコブランド」「ラガード/流行遅れブランド」の3グループに分類し、各社の有害化学物質全廃への取り組み状況を消費者に分かりやすく示したものです。

主な評価基準は、自社サプライチェーンの有害化学物質排出種類や排出量を独立した第三者機関に提供しウェブサイトで公表しているかと、有害化学物質全廃に向けて優先順位の高い化学物質の代替をすすめているかの2点です。

グリーンピースは、ユニクロを展開するファーストリテイリング社の有害化学物質全廃への取り組み(注2)を高く評価し、同社をトップグループの「トレンドセッター」に位置付けました。

同社は、2020年1月1日までに事業活動における有害化学物質を全廃することを、2013年1月にグリーンピースと合意しています。なお、「トレンドセッター」にはスペインのマンゴー(Mango)、スウェーデンのH&Mなど14ブランドが含まれます。

一方、大手スポーツブランドのナイキ、アディダス、李寧(リーニン)は、2020年までの有害化学物質全廃を約束したにも関わらず取り組みを進めていないことから、「グリーンウォッシャー」(3ブランドがランクイン)に位置付けられました。

また、ギャップ(GAP)やジョルジオ・アルマーニにいたっては、有害化学物質全廃の約束を求めるグリーンピースの呼びかけを無視し続けていることから、「ラガード」(同じく7ブランド)として3グループで最も低く位置付けられました。

グリーンピース・ジャパンの高田久代は、「ユニクロとマンゴーは、グリーンピースと2020年までの有害化学物質全廃を約束して以降、生産工場における化学物質使用状況の情報公開、化学物質の厳しい選別プロセスを採用しています。

これは、『トレンドセッター』グループの中でも特にすぐれた取り組みです。『グリーンウォッシャー』に位置付けられたナイキやアディダスは、ユニクロやマンゴーの動きを見習うべきです。

さらに、ギャップはインドネシアの工場における有害化学物質の河川への排出をグリーンピースから指摘された(注3)にも関わらず、信頼できる取り組みを行っていません。ファッションのトレンドを追うだけのブランドは、企業の責任という分野において時代遅れのブランドとなるでしょう」と述べました。

グリーンピースの「デトックス・キャンペーン」は、有害化学物質が河川や水質を汚染していることから、衣料品ブランドにサプライチェーンでの有害化学物質使用状況の情報公開と、2020年までの有害化学物質の全廃を求めています。

これまでに大手衣料品ブランドを展開する企業17社が、有害化学物質全廃を求める「デトックス宣言」に合意しています。

注 1) 「デトックス・キャットウォーク」(英語サイト)

注2) 「危険化学物質の排出撲滅に向けた取組み」(株式会社ファーストリテイリング)

注3)“Toxic Threads: Polluting Paradise: A story of big brands and water
pollution in Indonesia”,(グリーンピース・インターナショナル、2013年4月)

<本件に関するお問い合わせ>
グリーンピース・ジャパン TEL 03-5338-9800
キャンペーン担当:高田久代TEL 080-6647-8503
広報担当:関本幸 080-5088-3048

2013年11月6日(水)11:14

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