『ソウル・オブ・マネー』のリン・トゥイスト氏来日、記念セミナー開催

リン・トゥイスト氏来日記念セミナー「ジョイ・オブ・ファンドレイジング」

日本ファンドレイジング協会は5月12日、世界的慈善活動家であるリン・トゥイスト氏の来日記念セミナー「ジョイ・オブ・ファンドレイジング」を開催する。トゥイスト氏は、飢餓撲滅や女性と子どもを取り巻く問題の解決などに尽力する慈善活動家で、著作『ソウル・オブ・マネー』でも知られる。セミナーでは、お金と人間の関係やファンドレイジング(資金調達)で人々を幸せにする方法などを深めていく。(オルタナ編集部=佐藤理来)

登壇者のトゥイスト氏は1977年、地球から飢餓をなくすための団体ハンガープロジェクト協会の設立資金調達に寄与し、現在はノーベル賞女性イニシアチブと協働している。40年以上にわたる活動のなかで、数百万ドルを超える個人寄付を集めてきた。

ダライラマ法王やマザーテレサといった世界的指導者から、貧困にあえぐ女性、また大企業のCEOなど、さまざまな人々に出会ってきた。そのなかで発見した「新しいお金と人間の関係」がファンドレイジングの鍵だという。

発想を転換し、「お金の価値に振り回されるのではなく、主体的に使って共存することが必要だ」とトゥイスト氏。

セミナーでは、日本ファンドレイジング協会理事でコモンズ投信の澁澤健会長とのダイアログも交えながら、「人々を幸せにするファンドレイジング」について理解を深める。

会場は、JPタワー(東京・丸の内)4階のホール3。一般参加費は5000円で、日本ファンドレイジング協会の会員は3000円で入場できる。申し込み・詳細は同協会のウェブサイトまで。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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