輸入住宅メーカーのセルコホーム(仙台市)は21日、消費増税と住宅購入に関するアンケート調査結果を発表した。消費増税後の暮らしの変化に関する質問では、「衝動買いを控えた」と答えた人が4割に達したのをはじめ、「外食や飲み会の費用を減らした」「光熱費を減らした」などの回答が上位を占めた。(オルタナ編集部)
アンケートは3年以内に家を買った人、および家を買う意志がある人を対象に4月、インターネット上で実施し、2千人の回答を得た。この中で、消費増税が住宅購入計画に影響したと答えた人は54.3%に達した。また、影響したと答えた人の内、半数弱が「購入予算を見直した」と答え、4割の人が「購入意欲が下がった」と答えた。
そして消費増税後の暮らしの変化についてたずねる質問では、多い順に「衝動買いを控えた」(40.6%)、「チラシや価格比較サイトで安値をチェックする」(29%)、「外食や飲み会にかける費用を減らした」(26.8%)、「光熱費などの節約を始めた」(26.5%)などの回答が並んだ。このほか「副業について調べた」「残業や休日出勤を増やした」と答える人もいた。