CSR部員リレートーク)伊藤忠商事株式会社「本は世界を救う」

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小野 博也(伊藤忠商事株式会社 広報部 CSR・地球環境室 室長)

伊藤忠商事は、1858 年に初代伊藤忠兵衛が麻布の行商により創業し、現在は世界67 カ国に約130 の拠点を持つ大手総合商社として、幅広いビジネスを展開しています。

1974年、伊藤忠商事の戦後再発足25周年目を記念して伊藤忠記念財団(以下、財団)が設立されました。青少年の健全育成を目的とし、数々の事業を行う財団です。

現在は、「子ども文庫助成事業」と「電子図書普及事業」を軸に、全国の読書ボランティアに対する活動支援、特別支援学校で学ぶ児童・生徒たちに対する読書支援等を行っています。活動は地道ではありますが、伊藤忠商事及びそのステークホルダーをも巻き込み広がりつつあります。

一つの例が、東日本大震災の被災地への支援です。2011年、伊藤忠商事は株主に呼びかけ、株主招集通知の電子化で節約される郵送代等に、その同額をマッチングして財団に寄付を行い、被災地の読書ボランティア、図書館、小学校などに財団が選びに選んだ100 冊の児童図書セットを寄贈する「株主の皆様とともに行う『子どもの本100冊助成』」プログラムを開始しました。被災地の子どもたちに笑顔が戻ることを株主と一緒に願いながら今も活動を継続しています。

更に東北への訪問を繰り返すうち、被災地の子どもたちの気持ちが、従来とは変わってきていることに気付きました。支援はありがたいが、自分たちも誰かの役に立ちたい、という気持ちです。その思いを受ける形で「海外に絵本を贈ろう in 東北」というプログラムを2013年に立ち上げました。

これは、日本語の絵本に現地語の訳文シールを貼ってカンボジアやミャンマー、アフガニスタンなど子どもの本が足りない地域に届ける公益社団法人シャンティ国際ボランティア会の活動と連動し、この作業を被災地の読書ボランティア団体に集まる子どもたちと一緒に行うことで、彼らが自分たちよりも厳しい環境にある子どもたちの役に立つということを実感してもらい、更に前向きの気持ちを強めてもらおうというプログラムです。初年度は約500冊の絵本が海外に送られました。

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2014年8月27日(水)12:15

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