[書評] 『CSR新時代の競争戦略』、なぜスカイツリーがCSRになるのか

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「東京スカイツリーはCSRだ」と言ったら多くの人が驚くだろう。『CSR新時代の競争戦略』(日本評論社)の筆者、伊藤園の笹谷秀光取締役・CSR推進部長は、「ISO26000(社会的責任に関する手引き)の定義をあてはめると、『コミュニティの活性化』にあたり、三方よしを実現した例だ」と強調する。本書は、社会的責任の定義からISO26000の活用術まで、CSRの疑問に答えてくれる1冊だ。(オルタナ編集部=佐藤理来)

東京スカイツリーのプロジェクトは、建設過程で、法令手続きや関係者との調整を行ったことが鍵となり、協働による「コミュニティ課題」の解決を実現した。これを筆者は、「本業を通じたCSRである」と定義する。

このほか、筆者は、「アクア」(トヨタ)や「ゴパン」(三洋電機)など、ヒット商品を例に、「共有価値の創造」について解説している。ゴパンは、米の消費拡大、食料自給率の向上に貢献している点が課題解決に当たると笹谷取締役は紹介する。

本書は、CSRが求められる動機づけから、具体的戦略、関係者との連携の取り方などが細かな事例とともに紹介されている。要所に脚注もついて、CSR初心者でも読みやすく、また企業・行政の関係者にも最適の充実した内容だ。

『CSR新時代の競争戦術 ISO26000活用術』著・笹谷秀光(日本評論社)

2014年9月1日(月)14:44

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