エネルギー収支ゼロ建物へ―ダイキン

ダイキン工業は6月17日、欧州の大学や研究機関との共同で、建物のエネルギー収支ゼロを目指す「欧州ネット ゼロエナジープロジェクト」を立ち上げると発表した。手始めとして、ドイツ北西部のヘルテン市に同社製品と太陽光発電を備えた「ネットゼロエナジーオフィス」を2010年7月に建設する。

プロジェクトは同社の欧州子会社とドルトムント工科大学(ドイツ)など独・仏・英の研究機関5団体が推進する。欧州委員会では、2020年までにEU地域のエネルギー消費量を20%削減するための対策として「建築物のエネルギー性能に関する指令(EPBD)」を定めており、新築などの際には指定の基準を満たすことが求められている。

「ネットゼロエナジーオフィス」では年間を通して実証実験を行い、データ等を収集する。

ダイキン工業プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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