ソフトバンクモバイル、社会課題を解決するアイデア募り事業化へ

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ソフトバンクモバイルは4月17日、「第5回 社会に貢献するビジネスアイデアコンテスト」の表彰式を本社(東京・港)で行った。同コンテストでは、グループ会社を含めた全社員から、社会課題を解決するビジネスアイデアを募集し、事業化を検討する。今回は441人から過去最高の565件の応募があり、ファイナリスト2人の「みまもりライト」と「危険地域渡航者への海外安全情報メール配信」の事業化が検討される。(オルタナ副編集長=吉田広子)

「危険地域渡航者への海外安全情報メール配信」を発案した菅原雅史さん(右)と「みまもりライト」の猪狩真一さん

「危険地域渡航者への海外安全情報メール配信」を発案した菅原雅史さん(右)と「みまもりライト」の猪狩真一さん

「『危険地域渡航者への海外安全情報メール配信』は、国際ローミングを担当する部署にいた7年前から温めてきたアイデアだった。だが、当時は技術的な問題もあり実現できなかった。その後、部署も変わり、半ばあきらめていた」

こう打ち明けるのは、発案者であるソフトバンクモバイル技術統括アクセスソリューション本部の菅原雅史さんだ。

「海外でのテロ事件などを見て、悔しいと思うこともあった。社会に貢献するビジネスアイデアコンテストの機会を得て、再度、事業化を検討できることになりうれしい」と続ける。

「海外安全情報メール配信」は、同社の「特定の国や地域への一斉同報メール配信機能」を使い、危険エリアにいる渡航者にダイレクトに情報を届けるサービスだ。現在、外務省や各国の大使館などのウェブサイトで海外安全情報が掲載されているが、直接情報を届けることはできていない。

そこで、今回発案したサービスでは、公的機関などから依頼を受けたソフトバンクモバイルが、危険エリアにいるユーザー(渡航者)に対し、直接メールを配信する。そうすることで、渡航者の安全確保を狙う。今後、公的機関との調整も含めたサービスの実現可能性、事業化について検討を重ねていく予定だ。

■ 日常生活のなかで安否確認

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2015年4月22日(水)16:20

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