2枚目は社会に役立つNPOの名刺、新しい働き方が人気

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基調講演で話す一橋大学イノベーション研究センターの米倉誠一郎教授

基調講演で話す一橋大学イノベーション研究センターの米倉誠一郎教授

本業の名刺のほかに、NPOなどもう1枚の名刺を持つ働き方が広がっている。30日、都内で開かれた「二枚目の名刺 夏フェス2015」には、2枚の名刺を持つスタイルに関心のある社会人や、活動先となるNPOの担当者など、348人が集まった。(編集部=辻陽一郎)

■ 職業スキルを社内から社外へ

主催するNPO法人二枚目の名刺(東京・渋谷)は、社会人とNPOをつないでいる。「サポートプロジェクト(SPJ)」という仕組みでは、様々な本業を持つ社会人がチームをつくり、3カ月を1クールとして、サポート先団体の経営課題プロジェクトに取り組む。6年前に始めた事業で、SPJには延べ208人(団体側のメンバー除く)が参加した。

基調講演では、一橋大学イノベーション研究センターの米倉誠一郎教授が「これからの時代は、経営資源の多重活用が必要だ」と話した。日本には資源がないので、最大の資源は人。

「社会人一人ひとりは、働きながら多くの資源を蓄積している。必要なのは、これを会社だけでなく外の世界に使っていくこと」(米倉教授)

朝から晩まで働いて、経済を支える時代は終わった。本業以外の時間を有効に使うような、多様な働き方が生まれることで、社会全体にイノベーションが起こってくる。

■ 職場以外のチャレンジが成長に

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2015年9月7日(月)17:45

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