小児売買に反対―ボディショップ

自然素材を使ったシャンプーなどを販売するザ・ボディショップは、「ストップ!子どもの人身売買 トラフィッキング反対キャンペーン」を7月23日から世界各地の店舗でスタートした。昨年に引き続き行われるもので、政府に子供の人身売買に対する包括的な対応を求める署名を店頭で募り、問題意識の啓発と根絶への行動を喚起する。

子供の人身売買は安価な性や労働力を確保する手段として世界的に横行しているが、先進国も売買された子供を受け入れる当事国であるという事実はあまり知られていない。また、最近では国内でも児童を対象としたポルノや買春などの被害が急増している。

ザ・ボディショップでは国際NGOのECPAT(ストップ子ども買春の会)と連携して、署名活動や寄付金付きハンドクリームなどの販売を実施。全世界の店舗による署名総数は7月30日で52万3千人を突破した。(S)

ザ・ボディショップ ストップ!子どもの人身売買

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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