小さな家で良質の暮らしをーー米のタイニーハウス映画化

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映画「simplife」は米国タイニーハウスのパイオニアたちを紹介する

米国で床面積が10~40㎡という超コンパクトな「タイニーハウス」が注目されている。この小さな家を紹介する米国のイベントには6万人が集まるほどだ。日本でタイニーハウス製作や普及活動を行っている竹内友一さんらは、実際に米国でタイニーハウスに住む人たちに焦点を当てて映画を制作、日本全国で順次上映する。そこには、大量消費に疑問を呈し、家を小さくすることで自分に本当に必要なものを見直したいという人たちの新たな価値観と暮らしが見える。(箕輪弥生)

アメリカンドリームのひとつでもある大きな車、広い家。それと対極にあるような超コンパクトな狭小住宅に移り住む人が米国で増えている。コロラド・スプリングスで行われた「タイニー・ハウス・ジャンボリー」には6万人が集まり、タイニーハウス関連のビジネスも活発だ。米国ではタイニーハウスを利用したホテルや、いくつかのタイニーハウスが集まって暮らすコミュニティも生まれている。

一般的なタイニーハウスは、狭小スペースに寝室、キッチン、シャワールームがコンパクトにまとまり、トレイラーのシャーシに載せて移動できるものがほとんどだ。中には太陽光発電やコンポストトイレが装備され、オフグリッドを実現している住まい手もいる。確かに大きな家に比べて、エネルギーや使う資源は少なくて済む。だが、タイニーハウスが注目される理由はこういったハード的な理由だけではないようだ。

ほとんどのアメリカ人は収入の1/2~1/3を住居のために使い、30年以上のローンを組んで家を購入するケースが多い。リーマンショックなどの経済危機をきっかけに、大きな家を購入し、たくさんのモノに囲まれローンを払い続けるよりも、自分が大切だと思うことに集中し時間を使いたいと考える人が増えた。そういった人たちが選んだオルタナティブな暮らし方がタイニーハウスである。

身の丈の暮らしを探して豊かに生きる

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2017年4月11日(火)22:11

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