2つのCMの明暗を分けたものは?

企業内の女性管理職の割合、リーダーシップが企業の発信するメッセージに影響する可能性は高い。
(写真クレジット:University of Exeter CCライセンス )

サステナブル・ブランドの作り方 第11回 炎上するCM、しないCM、その違いは? (下)

前半「日本とアメリカの子育てはこんなに違う!?」はこちらから

 およそあらゆるビジネスは「問題を解決するために存在している」と言ってよいでしょう。お腹を空かせている人がいるから、レストランがある。自由に移動したり、モノを運んだりしたい人がいるから、車が売れる。人々や社会の問題を解決するから、ビジネスは社会から必要とされるのです。

 オムツだってそうです。赤ちゃんには健やかに育ってほしい。そして、保護者の子育ての苦労を少しでも減らしたい。そのために紙オムツは開発され、大きなビジネスになったのでしょう。

 けれども、子育てが紙オムツの高機能化だけでは解決できない大変な仕事であることは、洋の東西を問わず同じです。便利で快適なオムツができたので、今の親は昔よりだいぶ楽になったのは確かでしょう。毎日、何十枚もの布オムツを洗わなくてもいいのです。

 もちろん、それで子育ての負担がすべて軽くなるわけではありません。それ以外にも、親になったばかりの保護者が苦労する場面はたくさんあるのです。

続きは「サステナブル・ブランド ジャパン」サイトへ

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード: #CSR

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..