消費者の3人に1人、サステナブルなブランドを選択

Image credit: Unilever

Sustainablebrands.comから翻訳・転載] ユニリーバは、同社が実施した消費者調査の結果を今年1月に発表し、消費者のサステナビリティ(持続可能性)に配慮した商品への興味や関心について興味深い分析を行った。また、商品のサステナビリティを効果的に、偽りなく宣伝するブランドには、1兆ドル以上の市場機会が存在するとの見方を示した。(翻訳:梅原 洋陽)

この調査では、ブラジル、インド、トルコ、イギリス、アメリカに住む2万人を対象にサステナビリティに関する意識がどのように購買行動に影響を与えるかを調べた。その結果、消費者が社会や環境に対して良い影響を与えることをブランドに対して求めているということだけではなく、正しくこの実態を理解している企業にはこれまで以上のビジネスチャンスが存在することが分かった。

21%の回答者は、サステナビリティに配慮しているというメッセージをマーケティングやパッケージを通して伝えているブランドを支持すると答えた。

ユニリーバによると、サステナビリティに配慮した商品の現在の市場規模が2兆6500億ドル。サステナビリティに配慮していることを効果的に伝えられるブランドは、このうちの約1兆ドルを占める可能性を持っているという。

サステナビリティはビジネスに必須

続きは「サステナブル・ブランド ジャパン」サイトへ

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #CSR

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