[Sustainablebrands.comから転載]
スターバックス コーヒー ジャパンは京都議定書採択20周年にあたる11日、同店の約600店舗や東京スカイツリーなどのランドマーク施設を一斉消灯するイベントを開催した。九都県市と連携し、明かりがないことを楽しむことでエコやライフスタイルの再考を呼びかけた。同社の水口貴文CEO(最高経営責任者)はSB-Jの取材に対し「前向きなインパクトを社会に広げることが、ブランディングにも重要」と、同社のサステナビリティへの思いを語った。(オルタナ編集部=沖本啓一)
全国602店舗と32のランドマーク施設がライトダウン
消灯イベント「 “Nothing” is “Charming”(ナッシング イズ チャーミング)」が行われたのは全国のスターバックス602店舗と、スカイツリー、横浜ランドマークタワーなどの九都県市の32の協力施設。当日の19時33分~20時の約30分間、最低限の明かりを残し、看板や店内照明などを消灯した。九都県市内の481店舗だけで、参加者は2万人以上に上った。当日は限定コースターの配布や、消灯時に使用するランタンの制作ワークショップも行われた。