東芝、新工場でリチウム電池を増産

東芝は9月29日、新潟県柏崎市でリチウムイオン電池の生産拠点「柏崎工場」を竣工した。投資額は約250億円。11年2月から生産を始め、11年度中に月産100万個以上に規模を拡大する。

電池は電気自動車向けのバッテリーに使われる。東芝は量産体制を整えることで、15年度にリチウム電池事業で売上高2000億円、世界シェア10%以上を目指す。電気自動車は排気ガスを出さないため、環境志向の流れの中で関心が高い。

また同社はハイブリッド車向けにイタリアの自動車メーカー「フィアット」、スウェーデンのトラック大手「スカニア」の両社とリチウムイオン電池の共同開発に取り組んでいると発表。ハイブリッド車は充電しながら走り、その電気で駆動するために環境負荷が少ない。(オルタナ編集部=石井孝明)9月30日

東芝 プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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