「セブ島語学留学事情」

プレミアム校は、ホテル内に英語学校が併設されており、ホテルの部屋から9階フロアのスクールに通うという、新しいタイプの英語学校。ダブルルームを一人で使用でき、朝食付き。宿泊、洗濯代も込みの留学費用は、一月で約35万円。フィリピンにしては割高だったが、英語学習に専念できた。

ここ数年、フィリピンには中国人、韓国人、日本人を対象にした英語学校が急増中。FEAは日本人が経営する学校なので、現地スタッフは日本人。だが、授業はフィリピン人の教師たちを中心に行われており、望めばほとんど日本語を話すことなく生活できる。

生活環境が良いのでシニア世代も多く、60代、70代で英語を学びに来る人たちも。フィリピン留学の体験者は、フィリピン人のホスピタリティを絶賛する。私もフィリピーナの熱意と優しさに励まされ、英語を話す自信を得た。

※この続きは、オルタナ53号(バックナンバーで発売中)掲載の『エコからエゴへ』をご覧ください。

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田口 ランディ(作家)

作家 東京生まれ。 近刊は地下鉄サリン事件実行犯で昨年に死刑執行された林泰男との14年間の文通・交流をもとに描いた私小説「逆さに吊るされた男」(河出書房新社)

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