ソーシャルデザインは「宝さがし」(福井 崇人)

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オルタナ本誌 連載「ソーシャルデザイン最前線」(57号)から

今年2月、細田守監督の「未来のミライ」がアニー賞で長編インディペンデント作品賞を受賞した。日本人監督初の快挙である。個人的には、細田監督の作品の中で最も共感したアニメ映画だ。(福井 崇人 ソーシャルデザイナー/ビジネスデザイナー)

映画「未来のミライ」(c)2018 スタジオ地図

細田監督の作品には、共通してあるテーマを見つけることができる。

「サマーウォーズ」は「大家族のありがたさ」。結婚した奥様の実家が、長野県上田市にあり、大家族であったことがモチーフとなって生まれた。「おおかみこどもの雨と雪」は「シングルマザーの子育て」。監督のお母さんが亡くなったことで、母の総括をしたいという思いから生まれた。「バケモノの子」は「父親の子育て」。監督に息子が誕生し、父親となったことから生まれた。

そして「未来のミライ」は「兄妹の子育て」。監督の長男にとって妹となる長女が誕生したことで、作品が生まれた。

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2019年7月18日(木)22:06

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