持続可能経営の先駆者 米インターフェイス物語 (上)

米国アトランタに本拠を置くタイルカーペットメーカー、インターフェイス。1994年に地球に与える影響をゼロにする目標「ミッション・ゼロ」を掲げるなど、米国のサステナビリティ経営のトップランナーの一つだ。同社のエリン・ミーザンCSO(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)に話を聞いた。(オルタナ編集委員・岩下慶一 撮影・飯塚麻美)

ミーザンCSOはハーバード大学で社会人向けのサステナビリティ・リーダーシッ プの客員教授も務める

インターフェイスの歴史は1973年に遡る。いまや、サステナビリティ経営の第一人者として伝説の経営者となっているレイ・アンダーソン氏によって創立された同社は、当初何の変哲もないカーペットメーカーだった。

だが1994年、順調に業績を積み重ねていたインターフェイスに転機が訪れた。企業としてエコロジーへの取り組みがないことを理由に、カリフォルニア州の大口案件を逃してしまったのだ。「わが社にとって決定的な転機でした」とミーザンCSOは言う。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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