老舗子ども服店を営むギンザのサヱグサは、11月12日、⻑野県栄村小滝地区の米「コタキホワイト」を伊勢神宮に奉納した。伊勢神宮への奉納は、昨年に続き2度目となる。同社はCSR活動の一環として、2015年から米の販売を通じて、⻑野県北部地震の被災地である小瀧地区を支援している。(オルタナ編集部=多田野 豪)
「コタキホワイト」の産地である⻑野県栄村小滝地区は、東日本大震災翌日に発生した⻑野県北部地震(2011年3月12日)の被災地。
同社は、被害を受けた田んぼの復旧・復興に励む生産者の姿勢や想いに共感し、2015年に、子会社であるサヱグサ&グリーンに「コタキライス&フューチャー事業部」を立ち上げた。
「小滝米」のリブランディングをおこない、新たに「コタキホワイト」と名付けた。以降、米を通じた復興と里山継承を目指した事業に取り組んでいる。
今年で創業150年を迎えたギンザのサヱグサは、「豊かな地球を子どもたちに」をスローガンに掲げている。
上記の取り組みをはじめ、将来を担う子どもたちへ豊かで健全な社会・文化を築き残すために、「SAYEGUSA GREEN PROJECT」という環境保全活動や自然教育への取り組みを推進していく方針だ。