国立大7割が募金、困窮する学生支援へ

■オルタナ本誌62号 「ファンドレイジングトピックス 18」 から

日本ファンドレイジング協会(JFRA)大学チャプターはこのほど、大学の新型コロナウイルス感染症に関する寄付募集の状況を調査した。全体の18%の大学がコロナ禍を要因とする募金活動を行っていることが分かり、大学種別では、国立が70%と圧倒的に多い結果となった。

公表されている中での目標額は、最少額は100万円、最高額は2億円とひらきがあり、その寄付金使途のほとんどが困窮する現役学生への経済的支援を呼び掛けるものだった。

アルバイトの収入や仕送りの減少により、家計が苦しくなってきている学生へのお米や野菜などの寄付の受け付けをしている大学もあった。

*雑誌「オルタナ」62号(第一特集「エシカル消費、SDGsが牽引」)は9月30日に発売予定

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