沖縄・高江でヘリパッド工事再開

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【写真】ホバリングで被害を受けた住民の監視テント(2010年7月、斉藤撮影)

沖縄県北部の東村高江地区で12月22日、国は米軍北部訓練場の返還に伴うヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を再開した。同工事を巡っては地元住民が反対しており、それを押し切る形だ。翌23日夜には米軍と思われるヘリコプターが反対住民の監視テントの真上で1分間にわたり静止飛行(ホバリング)を行い、テントや備品の一部が破損する被害が出た。

移設計画地は「やんばるの森」と呼ばれる原生林で、実現すれば環境破壊や騒音被害などの危険性が高まると指摘される。建設予定地付近のゲート前で座り込みを続けることに対して、国は住民2人に通行妨害の禁止を求める訴訟を起こしたが、12月2日に那覇地裁は「裁判で解決しない」と双方に和解を呼びかけていた。その矢先の工事再開に、住民の怒りが高まっている。

沖縄防衛局は27日、ホバリング被害の実態調査のため現地を訪れたが、事故発生から4日も過ぎており「対応が遅すぎる」との声が上がる。同局は28日昼の電話取材で「24日は米軍がクリスマスイブで休みだった。28日に米軍から回答が来ることになっており、待っている段階だ」と話している。(オルタナ編集部=斉藤円華)12月28日

2010年12月28日(火)16:16

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