中野区が独自にエコポイント導入

東京都中野区は2月9日、「エコ」「地域の支え合い」「地域での買い物」の3つの活動にポイントを交付し、金券に交換する独自制度の導入を発表した。交換開始は来年4月以降の予定。環境活動で得たポイントを金券などに交換するエコポイント制度は他の自治体も行うが、様々な活動と融合させる仕組みは全国初という。

エコポイントは家庭でのCO2削減を目指し、電気とガスの節約量に応じてCO2が1キロ減るごとにポイントを交付。環境イベントの参加でももらえる。地域支え合いポイントは高齢者や障害者の支援活動、買い物ポイントは区内協賛店での買い物で交付する。1ポイントは1円分の金券と交換でき、制度の詳細は今年度中の議論で決める。

同制度は原則区民が対象だが、買い物ポイントは区内通勤通学者も参加できる。中野区は11年度予算案に準備費用として1500万円を計上した。(オルタナ編集部=石井孝明)2011年2月11日

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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