ドミノ・ピザがTFT導入

対象商品を1 枚購入すると、20 円がTFT を通じて、アフリカの子どもの給食として寄付される

ドミノ・ピザ ジャパンは、世界の食料問題の解決に取り組むNPO法人テーブルフォーツー(TFT、東京・港)と共同で、2011 年3 月7 日に寄付つきピザの販売を開始した。

TFT プログラムの対象となる寄付つきピザは「ボナ ペティートシリーズ」(全5 種)で、対象商品を購入すると、ピザ1 枚につき代金に含まれる寄付金20 円が、TFT を通じてアフリカの子どもたちに学校給食の1 食分(1 食あたり20 円)に充てられる。

対象商品は、同社従来比で塩分とカロリーが共に約40%オフ。プログラム実施期間は、2011 年3 月7 日から2011 年6 月19 日までで、182店舗で販売される。

現在、世界70 億人のうち、先進国では過体重人口が10 億人、開発途上国では飢餓人口が10 億人いるという。

TFTは、先進国の生活習慣病など飽食の問題と開発途上国の飢餓問題の同時解決を目指して活動を行っている。社員食堂やレストランなどで、栄養バランスを考えたTFTヘルシーメニューを提供し、一食の売上のうち20円を、アフリカの子どもの給食1食分に充てるプロジェクトなどを実施している。

これまでに、約640 万食(約29000 人の1 年分の給食に相当)をアフリカのウガンダ、ルワンダ、マラウィ、エチオピアに届けた。

ドミノ・ピザジャパンのマーケティング部 執行役員・池田健二氏は、「ドミノ・ピザは、今年で26年目を迎える。お客様の高まる健康への意識に対応し『ボナ ペティート』を発売した。この取り組みがTFTプログラムを通してより多くの方にご利用頂け、社会貢献につながることを嬉しく思う」とコメントした。(オルタナ編集部 吉田広子)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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