太陽光発電で電動自転車を充電

最近、環境意識の高まりから自転車が交通手段として見直されつつある。特に電動アシスト自転車は高齢者や女性でも坂道を無理なく上ることができ、広まりつつある。

そんな中、LIXIL(東京都千代田区)は、太陽光発電で充電できる電動アシスト自転車用の駐輪場「ソーラーチャージステーション」(TOEX)を6月20日に受注開始した。

太陽光電池パネルは駐輪場の屋根上に設置する。蓄電量約1.5kwhの大容量・小型リチウムイオン電池を搭載し、最大6台分の充電に活用できる。夜間時のLED照明としても利用でき、災害時の非常時用電源として、パソコンや携帯電話の充電も可能だ(システムに損傷がなく、日照が確保できる場合)。

受注生産で、価格は設置場所や気候などの条件によって変わる。このようなステーションが広がれば、より電動自転車の普及が進む可能性がある。(オルタナS 猪鹿倉陽子)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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