被災児童を次世代リーダーに育成

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「被災した若者にも、大きな夢をかなえてほしい」と話す坪内事務局長

教育支援グローバル基金(東京・渋谷)は6月30日、東日本大震災の被災児童にリーダーシップ教育を提供するプロジェクト「ビヨンドトゥモロー」を開始した。東北地方の復興のために、志あるリーダーを育成するのが目的である。

「今苦しんでいる被災児童が、将来羽ばたくためにも、障害を取り除き、自分たちに続くリーダーを育成したい」

教育支援グローバル基金の坪内南事務局長は、発表会の冒頭で思いを語った。

ビヨンドトゥモローでは、被災児童がリーダーシップや専門性を身に付けるための支援プログラムを提供する。進学希望者には、最大4年間、学費から生活費まで全面的に支援する。

国内の大学進学支援だけでなく、海外留学支援や、スポーツ、芸術、音楽などのスペシャリストの養成、建築、漁業、農業などの専門性を持つ地域密着型リーダーの育成にも取り組み、幅広く意欲ある若者の将来を支える方針だ。

対象者は、現在高校に在籍中で、より高度な教育を希望する意欲と能力を持つ若者。2012年春に向けての募集は、今秋から開始する予定だ。2012年は30人、2013年は40人、2014年は50人と、年々支援する若者を増やしていく。すでにビヨンドトゥモローには、三菱重工業ら数社からの寄付が決まっているという。

ツイッター日本代表の近藤正晃ジェームス氏、オイシックス代表の高島宏平氏など、世界経済フォーラム(ダボス会議)で選出されたヤング・グローバル・リーダーズが中心となって、教育支援グローバル基金を設立した。彼らは、「メンター」として若者をサポートしていく。

将来は、世界各地の自然災害や戦争による孤児・遺児に対するリーダーシップ育成プログラムとしての展開を目指すという。(オルタナ編集部=吉田広子)

2011年7月1日(金)22:04

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