欧州で大人気、「芽出て花咲くスニーカー」

オランダの工業都市アイントホーフェンのショップ「ONIGIRI」でも販売中。写真©Marielle van Leewen

オランダ・アムステルダムのOATシューズが開発した風変わりなエコスニーカーが、ヨーロッパで話題だ。1~2年内に履き古して土に埋めると、生分解性プラスチックや、オーガニックコットン、コルクといった100%エコな素材のスニーカーが、およそ半年以内には土中で分解されて肥料となり、靴底に埋めた種が発芽して花が咲くのだ。

販売中のスニーカーは、底の色別にハイカットタイプからフラットタイプまで全部で4種類。サイズは大人用のみで、1足139ユーロ(約1万5千円)~149ユーロ(1万6千円)で販売されている。

2011年3月の市場デビュー以来、着々とファンを増やし、先月8月末には同社フェイスブックのファン登録が4千人を突破した。直販店は現在12店舗。8月19日には、ドイツ・シュトゥットガルトでも販売が始まった。オンラインショップ注文は、今のところヨーロッパ在住者に限っている。

「日本に住む人たちにもぜひ使ってほしい」とのことで、日本の販売提携者も探している。(チューリヒ 岩澤里美)

 

OATシューズ:http://www.oatshoes.com/

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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