ソフトバンク本社、節電で39%の削減

ソフトバンク本社が入居する東京・新橋のビル(Wikimedia Commons.)

ソフトバンクは14日、今夏の電力使用制限令の発動に合わせて全国の事業所で節電対策を実施し、本社オフィスでも消費電力を前年比で39%削減したと発表した。

節電の実施期間は、政府が電力使用制限令を発動した7月1日から9月9日まで。同制限令では企業など大口需要家に、平日昼間の最大電力使用量の15%削減を義務付けていた。ソフトバンクでは、電力使用のピークタイムとなる午後1時から4時まで会社のPCの電源を切る、全社員のPCを時間や場所に制約されずに安全に業務が行えるクラウド環境に切り替えるなどの対策を行った。

節電対策は一部を変更して引き続き実施する。同社広報部は「当初目標の30%削減を上回る成果を残した。10日以降は数値目標を設定していないが、従業員の間には『ムダな電力消費はいらない』という意識が根付いているようだ」と話している。(オルタナ編集部=斉藤円華)2011年9月15日

ソフトバンク プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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