三洋電機は11日、2012年度までの3カ年の中期経営計画を発表した。成長が見込まれる太陽電池や充電池などエナジー事業に、投資総額(約2900億円)の約6割の約1700億円を集中させることなどを盛り込んだ。
また2008年から次世代太陽電池の開発も進め、12年度末までに量産体制を整える。エナジー事業では12年度に09年度比約1.8倍の営業利益425億円を目指す。一方、パナソニックと開発生産を一元化する。12年度の売上高を09年度比約3500億円増の2兆円、営業利益をほぼ3倍増の900億円とする目標を掲げた。