ラッシュジャパン、動物実験の禁止求めて署名1万7000筆集める

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ラッシュジャパンの秋山映美さん

自然派石けんや入浴剤などの販売を手がけるラッシュジャパン(東京・港)は25日、化粧品のための動物実験禁止を求め、1月10日から4月22日の期間に集めた厚労相あての署名16994筆と要望書を藤田一枝厚生労働大臣政務官に提出した。

藤田政務官は、「あまり世間では知られていない問題だ。政府としても対応しなければと思っている。化粧品の問題だけに、女性が声を上げて欲しい」と答えたという。

近年、動物実験をめぐる国際動向は、培養した細胞の利用や、スーパーコンピューターに新成分の人体への影響をシュミレーションさせるなどの代替法へ大きく動いている。EUでは、09年に化粧品の動物実験を禁止した。現在、例外的に認められている3種類の動物実験も13年には禁止される予定だ。

これに対し日本では11年に、資生堂が自社での動物実験を廃止し、2013年の全面廃止を目指すことを発表した。しかし、花王やカネボウなど他の大手化粧品メーカーは代替法の不整備や法規制を理由に動物実験を続行している。

また、化粧品メーカー自身の実験施設だけでなく、メーカーが他社に外注する形での動物実験も続いている。

同席したNPO法人動物実験の廃止を求める会の亀倉弘美理事は「企業努力で動物実験を回避できることは資生堂が実現しつつある。世界の動向を考慮すれば、ほかの企業にとっても代替法への移行は避けて通れない問題だ」と指摘した。(オルタナ編集部=赤坂祥彦)

2012年4月26日(木)11:50

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