味の素、USAID、JICA 「ガーナ栄養改善プロジェクト」で覚書を締結

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ガーナの伝統的な離乳食「KoKo」の調理風景

味の素、米国国際開発庁(USAID)、国際協力機構(JICA)は、5月30日、ガーナの首都アクラで覚書を締結し、同国の離乳期の子どもの栄養改善を実現するために協働で取り組むことを確認した。

ガーナを含めアフリカの開発途上国では、離乳期の栄養不足による成長不良(低身長、低体重)が深刻な問題となっている。そこで、味の素は、離乳期の子どもの栄養改善のために、ガーナ大学およびINFの協力のもと、伝統的離乳食「KoKo(ココ)」(発酵コーンを用いたお粥)に添加する栄養サプリメント「KOKO Plus(ココプラス)」の開発を2009年から行ってきた。

ココプラスは、現地産の大豆を主原料に、ビタミンなど微量栄養素や必須アミノ酸であるリジンなどを添加した栄養サプリメントだ。

「KOKO Plus」のパッケージ

今回、ココプラスの普及をソーシャルビジネスのモデルとしたい味の素は、米国政府機関で海外援助の一躍を担うUSAID、官民連携を積極的に推進しているJICAと協働で、ガーナでの栄養改善プロジェクトに取り組む。味の素は、ココプラスを普及させるため、現地食品会社、ガーナ大学との協働で試験品生産を行う。

USAIDは、利用者の拡大を図るための流通モデルづくりの調査に約60万USドル(約4800万円)の資金とノウハウを提供する。JICAは、「協力準備調査(BOPビジネス連携促進)」を通じ、市場調査、ビジネスモデル開発、事業計画策定を継続して支援する。(オルタナ編集部=吉田広子)

2012年6月1日(金)11:41

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