障がい者雇用の「匠カフェ」、愛知・安城に2号店オープン――養護学校の新たな就労先に

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11日にオープンした「Ponte Cafe 匠」。38席あり、コーヒーやパスタ、リゾットなどの軽食が中心

アイエスエフネットグループの特例子会社アイエスエフネットハーモニー(東京・中野)は11日、障がいを持つスタッフが接客対応する匠カフェの2号店「Ponte Cafe 匠」を愛知県安城市にオープンした。

アイエスエフネットグループでは、働く意欲を持つ身体・知的・精神障がい者が社会的、経済的に自立できる就労環境の創出を目指している。

今回の「Ponte Cafe 匠」は、地方の養護学校の生徒数が増加する一方で、卒業後の進路が不足している現状を打破するために、愛知県立愛城養護学校、保護者組織と共にカフェを創設した。養護学校と就労支援の連携をするほか、保護者組織には店舗運営支援を行ってもらい、卒業生の就労先を創出する。

同店で働く店員9人のうち6人が知的・精神障がい者で、半分が安城養護学校の卒業生だ。注文時にはiPadを使用。客が一緒に画面を見ながら確認できるので、注文内容にミスが出ないように配慮されている。

提供されるコーヒーは、コーヒーハンターの川島良彰氏とコラボレーションしている。匠オリジナルブレンドのディレクションを受けるほか、ドリップの指導・監修が実施される。

アイエスエフネットグループは、今回の事業で単なる雇用創造だけでなく、学校組織、保護者組織、企業、地域が一体となって、今後の障がい者就労の課題にどう取り組むべきかのモデルを発信することを目的としている。2020年までにサテライトオフィスを100カ所設立し、全国で1000人の障がい者雇用の創造を目指す。(オルタナ編集部=吉田広子)

2012年7月13日(金)20:18

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