商業ビル屋上の森で小学生たちと巣箱づくり、人と街と自然をつなぐ「おもはらの森」 ――東急不動産

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屋上に緑あふれる「おもはらの森」を備えた東急プラザ表参道原宿

最新流行の発信地、原宿・表参道の交差点に開業した東急プラザ表参道原宿。その屋上には、森が造られた。明治神宮の森と表参道の並木を結ぶ「おもはらの森」は地元小学生たちの協力も受け、都会の真ん中で憩いと生物多様性が楽しめる場所になりつつある。

東急不動産は今年4月18日、原宿に新しい商業ビル・東急プラザ表参道原宿をオープンさせた。特徴は、屋上テラスの大模規緑化であり、表参道のシンボルの並木であるケヤキの高木をはじめ、様々な樹木が植えられている。テラスの「おもはらの森」という名前は、永く親しんでもらえるよう、表参道と原宿の名前を組み合わせて付けられた。

屋上緑化は、明治神宮の森や表参道の並木道の緑と生き物をつなぐよう、地域のグリーンネットワークを考慮して計画されている。東急不動産 環境・CSR推進グループの森下芳行氏は「表参道・原宿エリアの自然をつなぐとともに、訪問者と地域の人々をつなぐコミュニティスペースにしたい」と語る。

地元の小学生と生物多様性を学び、みんなで巣箱をつくる 屋上緑化に加え、「おもはらの森」で自然や地域をつなぐ取り組みについて社内で議論を重ね、地元の小学生が作った巣箱を置くという計画が検討された。近隣の渋谷区立神宮前小学校から快諾を得ることができ、また公益財団法人日本鳥類保護連盟のサポートも決まった。

3月26日、小学校の図工室には春休みにもかかわらず29人の児童が集まった。東急プラザ表参道原宿「おもはらの森」の説明に続き、鳥類保護連盟の岡安栄作氏から、付近に生息する鳥の種類や、様々な鳥の生態について楽しく分かりやすい解説があった。原寸大の鳥の模型を使った話などに、児童たちは目を輝かせて聞き入っていた。

続いて、鳥類保護連盟の指導のもと巣箱づくりを実施。児童たちはトンカチと釘を使って巣箱を組み立て、思い思いに小鳥や花、葉の模様などをペイントし、個性豊かな13個の巣箱が立派に完成した。地域特性を活かした独自の環境学習を目指す。作った巣箱は、現在、「おもはらの森」と神宮前小学校の校庭に設置されている。児童たちは自分が作った巣箱に小鳥が飛んできてくれることをとても楽しみにしている。

「一般的な環境学習でなく、自然や地域をつなぐ取り組みにしたかった。子どもたちが地域の自然環境に関心を持ち、やがて当社の環境取り組みへの姿勢に親しみを持ってもらえれば」。今回の巣箱づくりプログラムに携わった東急不動産 環境・CSR推進グループの松本恵氏はそう振り返る。

東急不動産グループでは、環境ビジョン「都市と自然をつなぐ。ひとと未来をつなぐ。」のメッセージを基に、これからも一層の環境保全活動を推進していく。(オルタナ編集部)

 

2012年10月1日(月)10:00

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