スタバのサステナ浸透、「居場所」と「目的」をパートナーに

記事のポイント


  1. オルタナはスターバックスのサステナ戦略をテーマにSBLプレミアムセミナーを開いた
  2. サステナ浸透には従業員が同じベクトルを向き「居場所」であることが重要だ
  3. 従業員へのエンゲージメントは顧客満足度や業績を決める土台となる

オルタナは9月28日、サステナブル・ビジネス・リーグ(SBL)プレミアムセミナーを開いた。テーマは「スターバックスの『共感』サステナ戦略」と題し、スターバックス コーヒー ジャパンのサプライチェーン本部サステナビリティ&資材購買部の古川大輔部長が登壇した。同氏はサステナ戦略を進めていく上で、会社が「従業員の『居場所』となり、同じベクトルを向くことが重要だ」と話した。(オルタナ編集部・萩原 哲郎)

古川氏はスターバックスのミッションは「CEOからパートナーまで共感し、経営判断や人材採用、日々の業務の軸に」と語る

米スターバックスは1996年、初の海外進出として、東京・銀座に1号店を開いた。現在は国内に1846店舗を展開する。従業員(パートナー)は5万人を超えた。

同社はミッションに「人々の心を豊かで活力あるものにするためにひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」を掲げる。

多くの企業がミッションを掲げる。古川部長は「スターバックスが特徴的な点」として「そのミッションにCEOからパートナーまでが共感し、経営判断や人材採用、日々の業務のなかの軸となっていることだ」と指摘する。

■ミッションを浸透させるには「エンゲージメント」がカギに
■「居場所であること」がエンゲージメントを生み出す
■利益と社会的良心の両立目指す、「99%のコーヒー豆はエシカル調達」
■「サステナ領域は非競争領域」、顧客・パートナー他社とも手を携えて

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萩原 哲郎(オルタナ編集部)

2014年から不動産業界専門新聞の記者職に従事。2022年オルタナ編集部に。

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キーワード: #サステナビリティ

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