米サステナブル・ブランド会議でも「協働」「ストーリーテリング」「CSV」に脚光

企業・ブランドは問題の根源なのか、それとも問題を解決できるパワーを秘めているのか。若者を壇上にあげての楽しいディスカッションのひととき

サステナブル(持続可能性が高い)なブランドを追求する企業の国際会議「サステナブル・ブランズ」(SB)が今年も6月3~6日の日程で開かれ、米国内外から1500人が集まる盛況となった。今年の3つの特徴を紹介しよう。(米カリフォルニア在住=藤美保代)

この会議はサステナブル・ライフ・メディア社(本社サンフランシスコ)が主催。サステナビリティ、ビジネス戦略、ブランディング、イノベーションなどの学びとコミュニケーションの場になっている。

SBは、「ビジネスに直結するサステナブルなブランドづくり」に重きを置いている。コンプライアンスやデューディリジェンスだけでなく、サステナビリティやCSRを、企業の価値創造の一部として追求し、利益につなげるための実践的なケーススタディや戦略を豊富に提供していた。

今年のメインテーマは「革命からルネッサンスへ」。「ルネッサンス」という言葉通り、新しい方法論やアイデアを共有するだけでなく、それらが最も効率的に価値を発揮できるような全体的なシステムの再定義や再構築に主眼が置かれた。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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