問題解決のステップは「ストーリーテリング」で

■トヨタNPOカレッジ「カイケツ」第4期第5回

トヨタ財団は8月8日、トヨタ自動車の問題解決手法をNPO向けに伝えるトヨタNPOカレッジ「カイケツ」を開いた。第5回のテーマは「対策立案」で、要因解析で探った真因を解決するための対策を立てるステップだ。11月に開かれる発表会に向けて、対策立案を実行し、その成果を発表する。(オルタナ編集部=吉田広子)

トヨタNPOカレッジ「カイケツ」はグループワークが中心。第4期は20団体約30人が参加している

トヨタ財団は2016年、社会課題解決の担い手であるNPOに問題解決力を身に付けてもらうことを目的に「カイケツ」を開始した。

講師は、トヨタ自動車で長く品質改善に取り組んできたクオリティ・クリエイションの古谷健夫代表取締役、同じく元トヨタ自動車でのぞみ経営研究所の中野昭男所長、日野自動車TQM推進室の鈴木直人主査、中部品質管理協会企画部の細見純子次長の4人が務める。

カイケツでは、「テーマ選定」「現状把握」「目標設定」「要因分析」「対策立案・実施および効果の確認」「標準化」など、問題解決の一連のステップをA3用紙1枚にまとめていく。立てた対策の効果を確認し、それを定着させることまでを目指す。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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