日本初飲料用アルミ付紙パックの再生材でつくったオリジナルデザイン家具を発表

【プレスリリース】

日本初
飲料用アルミ付紙パックの再生材でつくった
オリジナルデザイン家具を発表

回収済みの飲料用アルミ付紙パックが、
デザイン性の高い家具として再生

 

株式会社イデー(東京・豊島)と日本テトラパック株式会社(東京・千代田)、三木特種製紙株式会社(愛媛県四国中央市)は、3社コラボレーションによる「飲料用アルミ付紙パックを利用した再生材でつくった家具」の試作モデルを2013年10月25日から東京都内にて展示発表します。

「テトミックス(TETmix)ボード」を使ったイデーによる試作家具モデル

今回、家具の素材として使用する回収済み飲料用容器を利用したオリジナル再生材は、三木特種製紙の「エム・アイ・ケイ・ボード」の技術を応用し、日本テトラパックの飲料用の紙容器「テトラ・ブリック・アセプティック容器」をリサイクルしてつくられた板材です。イデーでは、これを「テトミックス(TETmix)ボード」と名付けました。

3社のコラボレーションは、家具材料としてこの再生材に魅力を感じたイデーの呼びかけに応え、日本テトラパックと三木特種製紙が新たなボードを開発・提供することにより、実現したものです。3社ではこの取り組みを通じ、国内における資源の再利用やリサイクルの普及浸透に貢献してまいります。

原料素材となった「テトラ・ブリック・アセプティック容器」は飲料の風味や鮮度保持、輸送性に高いメリットをもちつつも、アルミ箔やポリエチレンなど紙以外の原料を含むことから従来は回収、リサイクルが難しいとされてきました。今回の「テトミックス(TETmix)ボード」の誕生により、新たなリサイクルの可能性が開かれました。

この取り組みを広く知っていただくため、試作モデル第1弾は、秋のインテリア展示会シーズンにあわせた10月25日から11月4日までの11日間、東京・六本木のイデーショップ 東京ミッドタウン店にて一般公開します。試作モデルはスツール3種類、カフェテーブル1種類、チェア1種類、オブジェ1種類の計6種類、10点です。

イデーでは、2014年春以降、主に公共施設や民間施設向けとして製品化と建築内装材としての利用提案を計画しています。

【リリース発行元】
株式会社イデー
東京都豊島区東池袋4-26-3
TEL: 03-5953-4565

日本テトラパック株式会社
東京都千代田区紀尾井町6-12 紀尾井町福田家ビル
TEL: 03-5211-2061

三木特種製紙株式会社 東京営業所
東京都台東区上野1-18-11 山光堂ビル3F
TEL: 03-3835-2939

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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