10/24 東京財団フォーラム「民が取り組む社会課題:社会起業家と企業の役割」

環境保全や貧困撲滅、人権の尊重といった社会的課題への取り組みの分野では、政府のODAや国際機関の援助のみならず、市民セクターや企業CSRなどの積極的な関与が盛んになってきました。政府や行政の枠組みの外側で展開される「民」による取り組みにおいて、社会企業家や民間企業は、それぞれどのような目的や意図で、また、どんな役割を担って活動しているのでしょうか。

東京財団では、単なる援助ではなく起業家への投資を通じて貧困問題解決を目指す米国のNPO「アキュメン」とともに、この分野の人材育成に取り組んでいます。東京財団の推薦でアキュメン・グローバルフェローとなった田代絢子さんは、2012年11月よりガーナの農村地域に入り、小規模米作農家の生産能力向上と消費者市場への効果的な参入を目指す社会起業GADCOで、「小規模自作農からの調達ビジネス」立ち上げに奔走してきました。

今回のフォーラムでは、先日帰国したばかりの田代絢子さんに、事業成功の鍵となったのは何か、どのような課題をどうやって乗越えてきたか、現場での経験を通して語っていただきます。また、損保ジャパンの関正雄氏に、あらゆるセクターがそれぞれに社会的責任を負うとはどういうことかについて事例を交えてご講演いただきます。

東京財団フォーラム「民が取り組む社会課題:社会起業家と企業の役割」
とき: 2013年10月24日(木) 19:00-21:00
ところ: 日本財団ビル2階 会議室(東京都港区赤坂1-2-2)
参加費: 無料

【スピーカー】
田代絢子 (2012−2013年 東京財団アキュメングローバルフェロー)
関 正雄(株式会社損害保険ジャパンCSR部上席顧問、公益社団法人 損保ジャパン環境財団専務理事、明治大学経営学部特任准教授)
【コメンテーター兼モデレーター】
鈴木真理(東京財団人材育成ディレクター、東京財団アキュメン・グローバルフェローズプログラム・リーダー)
【コメンテーター】
亀井善太郎(東京財団研究員・政策プロデューサー、東京財団「CSR研究」プロジェクト・リーダー)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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