米ワシントンの「日米友好の桜」、150本超が伐採へ

記事のポイント


  1. 米国立公園局は、ワシントンDCの国立公園内の桜を一部伐採する
  2. その桜は、1912年に「日米友好の象徴」として日本が米国に贈った「荒川の五色桜」だ
  3. 伐採の背景には、気候変動に伴う海面上昇による影響がある

米国立公園局(NPS)はこのほど、ワシントンDCの国立公園内にある桜の一部伐採を発表した。その桜は、日本が1912年に日米両国の平和と親善の象徴として贈った「荒川の五色桜」で、春の国立公園の象徴的存在となっている。しかし、気候変動による海面上昇の影響で、一部の桜の根が朽ち、護岸補強工事とともに伐採されることになった。(オルタナ副編集長・北村佳代子、吉田広子)

2024年、米首都ワシントン中心部に咲く桜
©National Park Service
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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #気候変動

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