記事のポイント
- 米国立公園局は、ワシントンDCの国立公園内の桜を一部伐採する
- その桜は、1912年に「日米友好の象徴」として日本が米国に贈った「荒川の五色桜」だ
- 伐採の背景には、気候変動に伴う海面上昇による影響がある
米国立公園局(NPS)はこのほど、ワシントンDCの国立公園内にある桜の一部伐採を発表した。その桜は、日本が1912年に日米両国の平和と親善の象徴として贈った「荒川の五色桜」で、春の国立公園の象徴的存在となっている。しかし、気候変動による海面上昇の影響で、一部の桜の根が朽ち、護岸補強工事とともに伐採されることになった。(オルタナ副編集長・北村佳代子、吉田広子)