EV、価格が購入障壁に―デロイト

デロイトトーマツコンサルティングは6月17日、国内の一般消費者を対象としたEV(電気自動車)の購入に関する意識調査結果を発表した。それによると、EVの購入を検討している人が4割に上る一方、高価と感じている人も8割に達していることが明らかとなった。

調査は今年3月に実施し、2075人から回答が得られた。EVに対する印象で顕著なのは「環境に優しいが高価」で、購入をためらう理由は「価格、走行距離、充電」であることが判明した。希望する価格帯は150~250万円以内が4割を占めた。

また、EVを購入する際に重視する点は充電のしやすさと充電費用で、ガソリンスタンドや公共施設に充電設備を設置することを望む声が大きい。さらに航続距離のニーズについても、現在実現している距離の倍程度の320kmを希望していることがわかった。

デロイトトーマツコンサルティング プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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