オルタナ77号「CSR48presents CSRトピックス」37

能登町の避難所に設置
「A.Qトイレ」のコア技術である「複合発酵技術」を活用したオフグリッド中水循環システム」が、「第10回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2024」(一社レジリエンスジャパン推進協議会主催)で「最優秀賞」を受賞した。
同技術は、人・夢・ 技術グループの子会社である長大(東京・中央)が事 業化を進めている。 A.Q トイレは、微生物の働きで汚水を浄化するため、 上下水道が原則必要ない。汚物の悪臭もせず、汲み取 りも不要だ。
ウォシュレット付き水洗タイプで、停電 でも太陽光パネルや小型発電機で作動する。能登半島地震では、3カ所の避難所に4基の A.Q トイレを提供した。(CSR48・濱田香菜子)
「CSR48」とは
2012年に企業のCSR担当者を中心に「CSRに 関心のある女性」が集まって発足したコミュニティ。「CSRをもっと身近に」をミッションに勉強会やイベントを実施しており、近年は性別に関係なく参加を呼び掛けている。取り組みは 脱炭素や脱プラスチック、LGBTQ+、フェアトレードの勉強会、 洋服リサイクル&コットン収穫ツアーの企画など。メンバーの 所属は商社、メーカー、非営利団体、コンサルなどさまざま。早稲田大学でのゲスト講師登壇も毎年行っている。