積水ハウスが生物多様性可視化提案ツール、住宅の植栽を提案

記事のポイント


  1. 積水ハウスはシンク・ネイチャーと共同で生物多様性可視化提案ツールを開発
  2. 住宅の庭の生物多様性保全効果を最大化する植栽を提案する
  3. ツールを活用することで従前の提案と比較して約2.6倍の効果を見込むという

積水ハウスはシンク・ネイチャーと共同で生物多様性可視化提案ツールを開発した。住宅の建築予定地で設計段階から生物多様性保全効果を可視化した植栽提案を行う、ツールを活用することで、従前の提案と比較して約2.6倍の効果を見込むという。まずは1都3県で試験運用を行い、その後全国での導入を目指す。(オルタナ編集部・萩原 哲郎)

生物多様性保全効果を最大化する樹種を提案する
生物多様性保全効果を最大化する樹種を提案する

生物多様性可視化提案ツールの開発にあたっては、積水ハウスの生物多様性の取り組みである「5本の樹」計画とシンク・ネイチャーの生物多様性ビッグデータを活用した。

ツールには積水ハウスの庭木セレクトブックの樹種データを収録。シンク・ネイチャーのビッグデータを活用して、建築地で生物多様性保全効果の高い最適な樹種の組み合わせ上位10組を抽出する。在来種数、呼べる鳥、呼べるチョウを算出し、効果を可視化する。

設計担当者は効果が高い植栽樹種の組み合わせリストから生物多様性保全効果の高い提案が可能となる。外構提案の満足度の向上も期待する
試験運用する1都3県では、これまでの植栽実績の生物多様性保全効果と、ツールを活用した効果を試算したものを比べると、ツールを活用することで効果は約2.6倍増えると見込む。

積水ハウスによれば、地域ごとに生物多様性が高い植栽樹種の組み合わせをシミュレーションすることができるツールは世界初だという。

萩原哲郎

萩原 哲郎(オルタナ編集部)

2014年から不動産業界専門新聞の記者職に従事。2022年オルタナ編集部に。

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キーワード: #生物多様性

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