記事のポイント
- 環境と共生できる地域を目指す八ヶ岳西麓の3市町村が学習会を公開
- 東京大学先端科学技術研究センターの森章教授が講演を行った
- 水田耕作地の生物多様性を高めた方が、稲の収量5%増加したとの研究結果を発表した
■小林光のエコめがね(26)■
八ヶ岳西麓の3市町村(茅野市、富士見町、原村)は、かつての野立て太陽光発電所の立地反対の住民運動を踏まえ、メガソーラーを介してでない、新しい形の、環境と共生できる地域の具体化を目指している。このため、3首長が、自ら参加する学習会を住民に公開しつつ重ねて、地域の新しい形を模索中だ。この模索を、東京大学先端科学技術研究センターでもお手伝いをすることにして、そのための参加の形を、東大側も模索しつつある(今後の検討を踏まえ、包括連携協定を3月に結ぶことを計画している)。