
ライフク実行委員会のメンバーは15人ほど。藁谷さんは洋服のセレクトショップに勤め、藪内さんは代々続く眼鏡屋の5代目だ。ほかのメンバーもそれぞれが自分の仕事をしながら、ライフクの活動も並行して行う。
藁谷さんと藪内さんは地元の音楽イベント運営を通じ、様々な職業の人と知り合うことができた。
そのつながりを生かして、ひとつのことを突き詰めた専門店だけで、コミュニティーのようなものを作りたいと考えていた。
福島には素材にこだわったりするセンスの良いお店がたくさんあるのに、情報発信が上手くできていなかった。それを個々に行うのではなく、連携して行える方法を探していた。
そこで、同じような価値観を持つ二人は、「協力・共存して、商業振興と社会貢献を行い、福島のセンスとスタイルを伝える」ことを事業目的したライフク実行委員会を設立した。
まずは、自分たちが良いと思うお店を取材しホームページで紹介。同時に福島でお店を始める人を積極的にサポート、商業振興の土台となるシステムづくりを目指している。