光や風が通り抜けるよう工夫された「風の家」。伝統家屋の良さを生かしながら、近未来を感じさせる。

光や風が通り抜けるよう工夫された「風の家」。伝統家屋の良さを生かしながら、近未来を感じさせる。

また、パーク内には、里山を手本に日本の在来樹種を植樹し、川などの水辺を設けて生物多様性の保全に貢献する「生きものの庭」を新設した。さらに、同地に以前からある「資源循環センター」(2003年開設)を「資源の泉」として公開。同社では、建築廃棄物を100%リサイクルする「ゼロエミッション」に取り組んでおり、「資源の泉」ではその工程を見学できる。

そもそも施設名の「エコ・ファースト」とは、環境省が企業の環境活動を推進するために設けている「エコ・ファースト制度」から名付けたもの。企業が環境大臣に対し、自らの環境保全に関する取り組みを約束し、その企業が業界における環境トップランナーであることを環境大臣が認定する同制度で、積水ハウスは業界初の「エコ・ファースト企業」として認定されている。

「資源の泉」=資源循環センター内の様子。積水ハウスでは、新築施工現場で建築廃棄物を27種類に分別後、同センターでさらに80品目に分別し、自社または業者に委託して100%リサイクルしている。

「資源の泉」=資源循環センター内の様子。積水ハウスでは、新築施工現場で建築廃棄物を27種類に分別後、同センターでさらに80品目に分別し、自社または業者に委託して100%リサイクルしている。

同社会長で、エコ・ファースト協議会の議長でもある和田勇会長は、19日の開所式で、「大学教授などの有識者で構成する運営協議会をすでに設置しており、今後、広く次世代教育の場として推進していきたい。多くの若者、子どもたちに見学してほしい」と話した。開所式では、地元小学生によるメダカの放流などが行われた。

住まいに関する最先端の環境技術や住宅素材のリサイクルについて知ることができる「エコ・ファースト パーク」。次世代の若者たちが、住まいから環境問題解決に貢献できるという「希望」を感じる場所となることが期待されている。

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