オルタナ46号(2016年9月29日発売)

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「未来の世代が憧れる水産業を目座す」という思いで、フィッシャーマンジャパンを立ち上げた阿部勝太代表理事。1986年、宮城・十三浜生まれの若手漁師だ。震災後、漁業の深刻な状況と後継者不足に奮起し、漁業生産組合「浜人」を設立、六次産業化に取り組む。

◆feature story 1

「持続不可能」な漁業との決別

クロマグロやウナギの資源枯渇問題が話題になるたびに、日本は常に国際社会からやり玉にあげられる。一方で、日本の漁村は後継者難から崩壊の危機に瀕する。遠洋漁業は「捕り過ぎ」と批判され、沿岸漁業は収入減に苦しむ。日本の漁業が「持続不可能」だとすれば、どう改善できるのか。

 

 

◆クロマグロ、産卵期の禁漁は必須
◆なぜ待てない? 資源の回復に必要な「我慢」
◆違法漁業や人権侵害高まる企業リスク
◆「継ぎたくなる漁業」へ協働
◆ITを武器に漁村を活性化
◆EU、持続可能な漁業へ消費者も貢献

 

◆feature story 2

ビジネスで追及する「真の美しさ」とは

「真の美しさ」とは何か。世界で最もエシカルで持続可能なグローバルビジネスを目指すザ・ボディショップは、ブランド創立40周年を機に新たなコミットメントを宣言し、14の目標を立てた。その一環として、2016年、世界60カ国で生物多様性保全のための「バイオブリッジキャンペーン」を開始。ベトナムの熱帯雨林で、活動の最前線に迫った。

◆award

第2回 住友理工学生小論文アワード
ミレニアル世代が考えるグローバル企業の責任とは

住友理工は6月25日、「第2回住友理工 学生小論文アワード表彰式」を開催した。全国の大学・大学院生から106本の小論文の応募があり、最優秀賞には、パレート効率性を強調した東京大学大学院修士1年の高橋祐人さんが輝いた。式では、ゲストにタレントの春香クリスティーンさんが登壇し、受賞者と「真のグローバル企業」について語り合った。

 

◆Social Design Gallery
閉鎖に追い込まれるダダーブ難民キャンプ

◆art
高橋さとみの切り絵ワールド──海のバランス

◆オルタナ魂
「社会貢献」とCSVはバランス良く

◆columns
オルタナティブ経営論 田坂広志
エゴからエコへ 田口ランディ

◆social business around the world
[欧州編/イギリス]途上国の漁村で「海洋保護革命」
[アジア・オセアニア編/ニュージーランド]ウール製の靴は快適でサステナブル

◆agriculture
農業トピックス 西村ユタカ
日本農業 「常識」と「非常識」の間 徳江倫明
「アニマルウェルフェア」ということ

◆forestry
林業トピックス 編集部
「森を守れ」が森を殺す 田中淳夫
早生樹による林業の可能性

◆fishery
漁業トピックス 瀬戸内千代
人と魚の明日のために 井田徹治
クロマグロ保護対策合意できず

◆columns
オルタナティブな空間 馬場正尊
「エリアリノベーション」、まちづくりの次の概念
欧州CSR最前線 下田屋毅
加速する世界の水リスク対応とコラボレーション

◆alterna S presents
オルタナSな若者たち
ギャングを国際リーダーへ

KIYOの哲学 考察編 南清貴
タンパク質から地球温暖化を考える

エコでヘルシーな食空間 岡村貴子
渋谷にコミュニティー・レストラン

エシカル・ファッションの旗手たち 生駒芳子
エシカルをラグジュアリーに進化させる

世界のエコホテル巡礼 せきねきょうこ
キャンティ地方のBIOワインとアグリツーリズモ

間違いだらけの自転車選び 山本修二
2台目に専門的な自転車も

オルタナSELECT
秋のお出かけ、寛ぎタイムにエシカルを

CSR経営者フォーラム
北海道/中国/四国

◆flash fiction
「こころざし」の譜 希代準郎
イチロー人形

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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