ナイキやエスプリ、有害化学物質対策の格付け最下位

 

国際環境NGOグリーンピースは7月5日、大手衣料品ブランドを展開する企業19社の有害化学物質全廃への取り組みを比較した世界ランキング「デトックス・キャットウォーク」を発表した。最上位の「先取り前衛ブランド」にはザラ(Zara)を展開するインディテックス、H&M、ベネトンの3ブランドが選ばれた。ヴィクトリアズ・シークレット、エスプリ、ナイキ、李寧(リーニン)の4ブランドは有害化学物質全廃のために必要な措置を取っていないため、最下位となった。(吉田 広子 )

Image credit:marsha windira
Image credit:marsha windira

グリーンピースは、衣料品ブランドにサプライチェーンでの有害化学物質使用状況の情報公開と、2020年までの有害化学物質の全廃を求めている。繊維産業は水質汚染を招く大きな産業の一つで、中国などの繊維生産国では地下水の80%以上が安全に飲めなくなっているという。

続きはこちらへ

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..