日本ユニセフ協会(東京・港区)は、スマートフォンのミニゲーム「デジタル・タップウォーター・アドベンチャー」を公開した。1回のプレイについて100円を、日本製粉が日本ユニセフ協会に寄付する。レストランやカフェで提供される水に対して募金をすることで、途上国へ安全な水を届ける活動「TAP PROJECT」の一環だ。(枝松 麗)

世界では6億6300万人以上、10人に一人が清潔で安全な水を使うことができず、汚れた水と衛生環境が原因で年間30万人以上の5歳未満の子どもが命を落としている。
TAP PROJECTは、こうした現状の周知をはかり支援する取り組みで、日本では2009年から始まった。飲食店で提供された水に対して募金活動が行われるほか、イベントや本企画を通じて支援を呼びかけている。